国内初の電動キックボードシェア(マイクロモビリティ)サービスが2021年4月から提供開始

4月15日、国内で初めてとなる電動キックボードのシェアサービスを開始すると「LUUP(ループ)」が記者会見をおこなった。今回の注目は欧米を中心として広く普及している小型モビリティの電動キックボードシェアサービスが日本で初めて認可されたこと、さらにヘルメットの装着が任意となる現行法の規制緩和の実証実験がおこなれることだろう。

LUUP
電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ「LUUP(ループ)」
電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ「LUUP(ループ)」「LUUP」は、街中のポートに置いてある電動マイクロモビリティのシェアリングサービスです。 Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリング事業を通し...

国内では3社のLUUP、mobby ride、EXx が公道での実証実験をおこなう予定。充電や電動キックボードの配置など全体のエコシステムやシェアライディングの知識が市場で勝つ要素になり、2021年は電動キックボードシェアサービス元年になることが予想される。

また、2009年に世界で始まった電動キックボードシェアサービスは欧州やアメリカを中心として新たな移動手段の形として近年急速に普及したが、日本では厳しい規制の影響で普及どころかサービス提供の開始が難しかった。2019年には業界最大手の Bird(バード)や Lime(ライム)が福岡市と連携し、実証実験をおこなうと発表があったその後どうなったかの音沙汰はない。

TechCrunch Japan
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電動キックボードのBirdが日本での初の実証実験、サービス提供を目指し「福岡市と密接に取り組む」 | TechC...Uber(ウーバー)がディスラプトできなかった国、日本。同社は2015年2月にライドシェアの検証実験を開始したが、無許可でタクシー業を行う「白タク」を禁止する道路運送法...

世界各地では Bird や Lime といったアメリカの電動キックボードシェアサービスのパイオニアがサービス提供の拡大をしているが、地域や国によっては現地のローカライズされてシェアを獲得しているサービスも存在する。

ストックホルム発のヨーロッパで初の電動キックボードシェアサービスといわれている voi.(ヴォイ)
アムステルダムを拠点としライバルが多いヨーロッパでオランダやブリュッセルの特定地域で人気な felyx(フェリックス)
東南アジアでライドシェア、フードデリバリー、決済として人気なスーパーアプリ Grab(グラッブ)の GrabWheels
エストニア発のタクシー、マイクロモビリティ、フードデリバリーサービスでアフリカでも人気の Bolt(ボルト)

このように世界各地では、それぞれの地域で人気なマイクロモビリティ(電気スクーターシェア)サービスが様々な形で広がっている。

GPSで利用できるスクーターが置いてある場所がアプリで簡単にわかり、利用の手続きも車両に貼ってあるQRコードをアプリで読む取るだけで開始し、決済は登録済みのクレジットカードを使って即座に完了。安く早く簡単に移動できる新しい手段は街の光景を大きく変えるきっかけになるだろう。

また、リモートワークが中心な働き方のデジタルノマドは、1日に何度か移動することによって環境を変え生産性をあげるというライフハックをおこなうことも多く、出勤が必要ないので宿泊施設も郊外に構えることがある。タクシーは移動費がかさんでしまうが、電動キックボードが普及すればさらにライフスタイルの幅は広がる。欧米などの海外都市へノマドライフする時は必須となる新時代の移動手段が日本にどのように広がっていくか、これからの日本におけるマイクロモビリティ業界に期待したい。


Luup – 電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を提供

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